現代のおせちと母の味

お正月のおせち料理といえば、私は大晦日の夜に遅い時間までお煮しめや黒豆を作るために台所で忙しそうに動きまわっていた母の後ろ姿を思い出します。あの頃はおせちも家で作るのが当たり前で、私も栗きんとん用のさつまいもの裏ごしなどを手伝ったりしていました。

そして私も結婚してお正月を迎える準備をする立場になったのですが、うちは夫がサービス業のためお正月にあまり家にいないこともあり、年末にセットになって売っている簡易おせちを買ってあとは母からもらった煮しめと一緒に盛り付けるくらいでたいしたことをしていません。子供たちもあまりおせちは食べたがらないし、時代や状況にもよるのかもしれませんが少し寂しいですね。

私も母のように頑張ろうと去年は気合を入れてネットで検索したレシピで栗きんとんと伊達巻を手作りしてみたのですが、これはこれでおいしくできたものの昔の人はその家のおせちの味を受け継いでいったのにこれでいいのかなぁと考えてしまいました。毎年わけてもらっていた私の大好物の母のお煮しめを、今年は一緒に作って母の味を教えてもらおうかなと思っています。

 

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