おせち 久々に食べたら美味しい!

子供の頃はおせちがあまり好きではありませんでした。祖父母宅で食べたり、どこかの百貨店のものを母が買ってきてくれたり、実に色々なおせちを食べました。

けれどもあまり美味しくない。紅白なます、黒豆、昆布巻き、そして重箱一段を丸々占めている筑前煮……。それを何日もかけて食べて、しかも冷めているものをそのまま食べるのがとても嫌でした。それでも食べるものがないので、仕方なく栗きんとんやえび、ちょっとした隙間にあるハムや鴨肉をつまんで食べて、あとはお雑煮や残りのおそばを期待していた記憶があります。

私だけではなく、年の近い兄や妹も同じような感想を持っていたようだったので、私達が中学高校になる頃には、いつの間にか家からはおせちが消えていた記憶があります。思い思いの物を買って食べよう、というスタイルに変化したようでした。

時は流れ、私も結婚し所帯を持つようになりました。結婚して初めての年に、義実家でおせちを久々に食べたところ、これがとても美味しい!さっぱりしたなます、ふっくらした黒豆、よく味の染みた煮物……。昆布巻きだけはどうしても好きにはなれませんでしたが、はじめてその時おせちを美味しいと思えたのです。大人になった証なんでしょうか?

義実家が遠く、今年はお正月に行くことができなさそうなので、家で初めてのおせちを作ってみたいと思います。うちの子供達は、かつての私のようにやっぱり美味しくなさそうな顔をするんだろうけど、少しでも美味しいと思ってもらえるように子供達の好きな物を入れて、おせち作りを頑張ります!

 

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